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ひまわりと紫陽花

そろそろっと

やまとなでしコロン

職場の同僚

いまは部署は違うけれど

会ったら話す、ひとつ上の女の子

絶賛婚活中です



可愛らしい人なんだけれど

端から見るに

割と面食いで理想が高いところが

玉に瑕

田舎の安月給で歳下の

さっぱり和顔なひまわり君なんかは

相手にしなさそうです



そんな彼女に

タイミングがなくて言えなかった

結婚するんです報告をしたところ

あー、知ってるよ

とのことでした

やっぱね



どこから漏れたかと思ったら

ひまわり君の後輩だそうです

いままで、わたしは彼女に

ひまわり君と付き合ってる宣言さえ

したことはなかったけれど

暗黙の了解でした

後輩君はいろんなことを

喋っているみたい

地味な二人のことを

そんなに話題にしてもらって

なんだか申し訳ないです



そんな彼女は

絶賛婚活中で

アラサーですから

すこし焦り気味



結婚願望が高く

将来設計の望みも高く

歳下は絶対ダメなんですって



そんな彼女に聞かれました

「結婚の決め手は?」



なんでしょう

色々とあるんですけど

一言では言えないし

彼女にはきっと伝わらないだろうなぁと

思っていましたから

「流れです」

といいました



結婚の決め手、と言われても

できればそれは

ひまわり君に聞いてほしいくらいで

プロポーズを受けない理由は

どこにもありませんでしたから

プロポーズをした理由を

聞くべきなんだと思うけど

そうなると彼はわたしのことを

周りが引くぐらい褒めそうなので

やっぱりやめておきましょう



のろけです



たぶん

大切に想ってくれているのが

嬉しいからなのでしょう

いままで付き合ってきた中で

こんなに想ってくれた人は

初めてだと思います



ひまわり君に会う前に

わたしがお付き合いしたのは2人



1人目は本当に

とっても素敵だとおもっていて

わたしにとっては

ドンピシャストライクで

運命だと思っていたんです

結婚する気でいたし

相手もそう周りに言ってたみたいです

だけど

すれ違いましてふられまして

散々なことになりました

ひとつ、ふたつ良くなかったのは

人にも自分にも厳しかったし

笑いのツボが全く合わなかったこと



その後

お付き合いしたひとは

優しいのは優しいけれど

ちゃらんぽらんの宇宙人で

どうしようもない人でした

話がかみ合わないし

何考えてるかわからないし

そうこうしているうちに

別の女の子と仲良くなって

ふられてしまいました



わたしって

ふられるばっかりなんです

それは2人とも

わたしの方から好きになっていたから

かもしれなくて

振り向かせるまではよかったんだけれど

そのあとはどうしたらいいか

わからなかったんです



あと2人とも

3歳年上でした



それがどっこい

ひまわり君に関しては

恋しくて会いに行くとか

寂しくて泣くとか

会いたくて震えるなんてことは

全くなかったんです




会いたいと思えばそこにいたし

なんだかんだで会いに来たし

何より笑いのツボが

割と同じで

テレビを見てヒィヒィと

笑い転げることもあります



長々、と

書きましたが結局

何が決め手かと言いますと

「人柄とタイミング」

それに尽きるのではないかと



さっぱり地味顔でもいいんです

同級生に

おじいちゃんとか、髪が薄いとか

言われたっていいんです

優しそうな人だね、と

言われたらそれでいいんです

だって優しいでしょう



結婚は見栄を張るものではないのです



これをわたしは

やまとなでしこ論と呼びたい