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ひまわりと紫陽花

そろそろっと

成人式

あまりにも自然で

驚かないけれど

平穏すぎるのだ



わたしっていうと

高校生の頃

地元や実家に居たくなくって

早く家を出たい、出たいと

進路が決まるまで

半年くらい毎晩泣いて

やっとそこからバラ色になったのだ




それが

何が辛かったのか

今となっては思い出せない

親がひどい仕打ちをしたわけでもなく

教育熱心だったわけでもなく

イジメにあっていたわけでもない

ただひたすら

都会でなんか暮らしたくない、と

田舎へ行ったのだ

漠然と、しかし、真っ直ぐに

何かを信じて家を出た



あれから

春で、家を出て10年目になる今年

遂にわたしは戸籍さえ変わって

田舎の人になる予定



それがわたしの全てを

変えた



昨年の秋くらいまで

わたしは親と

すこし溝があると思っていた

期待されるのも嫌だったし

自分のことを嬉々として

周りに話すのも嫌だった

特に

まだ正式に決まってもないのに

結婚することをほのめかしているらしい

ということが

許せなかったことがあった




だけど

今はそんなことは全くない

親との何年もの溝が

嘘のようである



家族と仲が、良すぎると

マリッジブルーになるのかもしれないが

わたしは反対である

マリッジレインボーである

結婚するという現実が

ひねくれのわたしと家族を

やっと家族にしてくれた

そんな気分



あまりに自然と

そんな自分を受け入れている

長い反抗期が

やっと終わった



素晴らしい年の幕開け

きっと忘れない

昨日がわたしの成人式