ひまわり 紫陽花 初夏の風

いつのまにか育児ブログ

当たり前

職場のともだちに

社長令嬢がいる




とはいえ

彼女自身は

そんな風に思ってもらいたいなんて

一切の素振りもないわけで

基本的におっとりしていて

お人好しなところもある

そんな彼女が

だいすきなので

そんなことを意識して

接したことはない



だけど

庶民のわたしとは

価値観のズレが

きっとあるとおもうし

合わせてもらっている部分も

たくさんあるんだろうなぁと

気がつくこともあって



それが自然に

嫌味なくできるから

そういうところが

すきなんだけど



そもそも

付き合いは5年になるけれど

彼女のお父さんが社長であると

知ったのは

偶然のことであったし

去年くらいだった



それまでは

実家暮らしだから

金銭的に余裕があるんだろうか

とだけ思っていた

わたしは基本的に貧乏が染み付いて

金銭感覚がよくわからない




持ち物や美容に

こだわりがありそうだった

といえども

別にブランドを見せびらかすわけでない

天然の気もあって

性根が優しいし

わたしは大変

できたお嬢さんだなぁと

思っている



だけど

美人でもあるし

彼女のことを

羨む人もいるわけで

それがまた

別の友達だったりと

ややこしいから

バッティングしないように

別々で会うことにしている

どちらも

大事な友達ではあるし




そんな彼女に

結婚式の相談をした

わたしが本命としている会場で

彼女は式を挙げたのだ




そのとき彼女が着ていたのは

とても素敵なドレスだったけれど

調べていたら

貸衣装屋さんが割と

お高めのところだと気がついたのだ

わたしは俄然

手が出ないわけです



だけどそんなわたしの

気持ちを汲んで

彼女は卑下するわけでもなく

自慢をするわけでもなく

もうひとついいお店があって

わりと良心的な値段だよと

教えてくれた



彼女の当たり前と

わたしの当たり前が

ちがうのは、当たり前なのだけど

彼女がわたしの部屋に来て

お茶を飲んで帰るのが

何年も続いているのは

嬉しいことで




いつか彼女が

新居に呼んでくれたら

きっと立派な新居で

わたしはすこし現実を知って

切なくなるかもしれないけれど




それでも仲良くしてね

お嬢様だろうと

なんにも

関係ないんだもの