ひまわり 紫陽花 初夏の風

いつのまにか育児ブログ

誰かと暮らすということ

ついに晦日、大晦日

最後の最後に

はずかしい話を書きますよっと



一人で暮らしていると

どうしようもなくさみしくなって

眠れないような日がある

原因はわからないけど

とにかく泣けば眠れるようになる



その翌日は寝不足



年内に会うのは最後かな

といって

ひまわりが来ることになった

地域の活動が終わってからの

真夜中になるという




寝不足だったけれど

来る来るというので待っていた

こんなのはいつものことである



日付が変わって

やってきた

ものすごく眠かったので

軽くおしゃべりして

寝ようと思った



今思うと

それも良くなかったのかもしれない



わたしはお茶を淹れて

早々に

布団に入って寝る体勢になった



彼はこたつに入って

ちょっとスマホのゲームするわ

と言った



どうぞ、とわたしは言った

そんなのも

いつものことだからだ




布団とこたつで

会話をしていたけれど

だんだん返事がなくなった

(ような気がした)



ふいに

なぜこの人は

わざわざ深夜にやってきて

こたつでゲームしているのだろう

と思った



わたしはもっと

話がしたかったのだろうと思う



そこから

変な感情がふつふつと湧いてきた

要するに

すねた



久々のすね子の登場である




なんども起き上がっては

話しかけてみるものの

彼はスマホから目を離さない



ふつふつ



ふつふつ




もう、寝ますよ!!と言った




何かを感じ取ったのか

あぁ、おれも寝よう、と

ひまわりはスマホをさっと置いた



それでもまだ

ふつふつ

としていたら

ひまわりはあっという間に

寝てしまった



ふつふつが

おさまらない

何故かおさまらない



寝落ちる前に

日曜に家族で風呂屋に行って

すごくよかったよ、なんていうから

さらに眠れない

いつもはそんなこと思わないのに

わたしはひとりで寂しく

日曜は頭痛で寝ていたのに

などと思っていた




隣ですやすやと

眠る顔に腹が立ってきた



今思えば

大変申し訳ないけれど

そんな人を無理やり起こした



もう、ゲームばっかりして!

待っていたのに!

と言った



ひまわりは

まずい、と思って起きたらしく

ごめんよ〜と言いながら

そんなに会いたかったとはねぇ、と

ニヤリとした




この瞬間に

わたしは

ふつふつ、が

去っていくのを見た

自分の気持ちを伝えることは

時には大切なことだ




そのあとわたしはすぐに寝たのだろう

記憶がないもんね




翌朝に

すっきりして

昨夜はなんだかごめんなさい

と謝ったら

久々にすね子に会えてよかったなぁ

なんて

彼のすごいところは

そんなところである



お互いに

世間に出たら気を遣いまくりで

心に見えない傷を負いつつも

できるだけ

身近な人を悪く言わないようにしている

これは暗黙のルール




そんな日々の中で

わたしに

溜まったものは

涙になって流れていくし

こうやってひまわり君が

消してくれるのだけれど

彼のものはどうやって

消えていくのだろう




消えないから

一時期よりはずっと楽

と言いながらも

病院に行くのだろうか




来年は

病院に行かなくても

よくなりますように

わたしが

もうすこし大きな人間になれますように




今年は本当に

たのしかったなぁ

来年はもっと

楽しくなると思うけどね






書いた後に気がついて

タイトルを借りたのだけど

この話の流れは

伊藤たかみの同タイトル小説に

よく似ているのだなぁ

とってもすきな小説です




さて大晦日の忙しい時期に

最後まで読んでくれた方

本当にありがとうございました



来年が

皆様にとって

素敵な一年となりますように



それでは

良いお年を